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- そもそもデータ復旧をするとはどういうことなのか?
そもそもデータ復旧をするとはどういうことなのかをまとめてみました
ハードディスクやUSBメモリからデータが消えてしまった、誤って消去してしまった場合、データを復元しなくてはなりません。
しかし、一概にデータ復旧とはいっても、症状によって対処法は様々です。
そこで、まずはそもそもデータ復旧とはどういう原理なのかをおさえておきましょう。
間違って削除してしまって画面上から消えたデータも、実は消えたように見えるだけでデータそのものはパソコンから消えていないのです。
■データが実際には存在しているとは?
これはハードディスクのデータの読み書きに関する仕組みと関連しているのですが、簡単にいうとパソコンのハードディスク上では情報のインデックス(どこにデータがあるか分かりやすくするための目次)としてのデータと、そのインデックスとして記録されるもとのデータが別々に管理されている形になっています。
もっと簡単にいえば、「データがある場所のデータ」とそのデータの元になる「データそのもの」です。
つまりパソコン上でデータを削除してしまった状態は、内部の仕組み的には前者の「データがある場所のデータ」を削除してしまったということになるわけです。
■データ削除直後でなければ復旧できない理由
何らかの理由で消してしまったデータは消してしまった直後でなければ復旧できないとよく言われますが、これも上で説明した内部のデータの管理の仕組みが関係しています。
パソコンで間違ってデータを消してしまった場合、内部はデータのインデックスである「データがある場所のデータ」が空で、データそのものはある状態になります。
この状態で使い続けているとハードディスクは空になっている前のインデックスデータの場所にいずれなんらかのデータを上書きする形になるため、それに関連した元のデータも自動的に書き換わってしまう、というわけです。
ちなみにデータを消してしまっても新しいファイルを作成したりしなければファイルは上書きされないというわけではなく、ネットに接続してブラウジングをしたり、再起動を繰り返すだけでもキャッシュファイルは蓄積していき、そのファイルも上書きされる対象になります。
こうなってしまえば個人でデータを復旧することはとても困難になってしまいますので、復旧技術の高いデータ復旧業者に依頼する必要があります。
誤ってデータの削除をしてしまった場合には、まずはパソコンの操作をせず、データの復旧作業を最優先で行うことが大切です。
データ復旧業者に依頼をする場合ですが、技術力や復旧率の面で国内屈指のデジタルデータリカバリ―がおすすめです。
データを削除してもすぐにデータそのものが消えるわけではない、ということと、誤ってデータを削除してしまった場合はすぐにパソコンの使用は控え、データ復旧を最優先に行う必要があることを覚えておきましょう。